完全食の中でも特に人気が高い、パンタイプの「ベースブレッド」。ポイントはやはりしっかり噛んで、食事として楽しめるところでしょう。
完全食は味を楽しめるような商品は少なめですが、ベースブレッドは調理次第でいろんな味が楽しめます。
とは言え、いろんなレシピを冒険するよりは、最初から美味しそうなレシピで試してみたいですよね。
この記事では、ベースブレッドを2年以上愛用しているわたしが、ベースブレッドのレシピを手当たり次第に試した結果をお伝えしていきます。
紹介しているレシピは次の通りです。
- まずはベースプレッドをそのまま食べた感想
- 市販のジャムやホイップ8種をつけた感想
- トースト5種で食べた感想
- レバーペーストで食べた感想
- ハンバーガーにして食べた感想
- カレーにつけて食べた感想
ぜひ参考にしてみてください!
気になる人は、ベースフードの公式サイトもチェックしてみてくださいね。
\公式サイトからベースブレッドをチェック/
ベースブレッド プレーンをそのまま食べた味

まずはベースブレッドをそのまま食べてみます。
ベースブレッドは、「全粒粉」でできています。
全粒粉は小麦粉の一種で、小麦の「表皮、胚芽、胚乳」をすべて粉にしたものです。胚乳だけを用いる通常の小麦粉と比べ、栄養価が高い特徴があります。
見た目は茶褐色で、香ばしいのが特徴です。

プレーンというだけあってシンプルな味で、悪く言えば味気ないです。
食感はややパサついています。
すこーしだけアルコールの匂いがするので、これが苦手な人もいると思います。

わたしが初めてベースブレッドを購入したときはやや甘さを感じましたが、製品改良を経て現行ではほとんど甘さはありません。かといって塩気もほとんど感じません。
美味しいかと聞かれるとちょっと違いますが、不味いかと聞かれれば「NO」ですね。
ベースブレッド プレーンをレンジでチンして食べた味

次にベースブレッドをレンジでチンして、何も付けずに食べてみましょう。
見た目はほとんど変化ありませんが、香りは強く感じます。

レンジでチンすると、パサつきがなくなり、フワッとした食感になりました。
香ばしさがグッと引き立っています。
そのまま食べるより随分食べやすくなりましたが、単調な味であることは変わりありません。人によっては飽きてしまうかなと思います。
ベースブレッド × 市販のジャムやホイップを使ったレシピ8連発

スーパーやコンビニで買えるジャムやホイップなどなどを使って、ベースブレッドを少しアレンジしてみました。
用意したのは次の8種です。
職場に持っていって食べたい人もいるので、常温で持っていける選択肢を多めにしました。
商品名 | 保存方法 |
キューピーマヨネーズ | 冷蔵 |
よつ葉バター(加塩) | 冷蔵 |
アオハタ 55ジャム イチゴ | 常温 |
アオハタ 55ジャム ブルーベリー | 常温 |
アオハタ 55ジャム オレンジママレード | 常温 |
ヴェルデ チョコホイップ | 常温 |
ヴェルデ ピーナッツホイップ | 常温 |
パン工房 ツナ&マヨ | 常温 |
ベースブレッドの長所である「時短で食べられる完全食」を活かすために、ただ付けるだけで済む簡単レシピを選んでいます。

それではさっそく食べていきましょう。
レシピ①:キューピーマヨネーズ

調味料の王道のキューピーマヨネーズです。
あまりパンにそのままかけて食べるイメージではありませんが、冷蔵庫にあったので試してみました。
想像通りの味というか「マヨの味」って感じですね。ベースブレッドの香ばしさを感じつつ、マヨネーズの味が立っています。
実はわたしはあまりマヨネーズが好きではないのですが、ベースブレッドとの相性は良さそうです。マヨネーズが好きな人には良いレシピではないでしょうか?
レシピ②:よつ葉バター(加塩)

パンに付ける王道レシピといえば「バター」ですね。やっぱりバターを付けるとグッと味が良くなります。
ただ予想していたほどではありませんでした。全粒粉のパンの香りによるものだと思いますが、バター感があまり引き立ちません。
どうやらバターは白いパンの方が相性が良いみたいです。
レシピ④〜⑤:アオハタ 55ジャム イチゴ/ブルーベリー/オレンジママレード



ジャムの王道3種ですね。
これも全粒粉パンの香りのせいか、ジャムを付けた量に対してあまり甘く感じません。
ですが、わたしはジャムの甘さが少し苦手なので、このくらいの方がかえって調和が取れていて美味しいです。
3種類とも同じくらい美味しかったです。
レシピ⑥:ヴェルデ チョコホイップ

チョコホイップはちょっと反則な感じです。単体でもう美味しいので、やっぱりパンに付けても美味しいです。
ベースブレッドにもチョコレート味があるくらいなので、相性も上々です。
ついつい付けすぎてしまいがちですが、せっかく健康のために完全食を食べているのでほどほどにしましょう。
レシピ⑦:ヴェルデ ピーナッツホイップ

ピーナッツホイップ自体が初めてだったのですが、これもチョコレート同様に単体で美味しいです。
加えてベースブレッドの香りと相性が良いのか、全粒粉パンの香ばしさとピーナッツの香りを両方感じます。
レシピ⑧:パン工房 つな&マヨ

今回唯一のご飯系、ツナマヨです。
以前のベースブレッドは少しパン自体が甘かったので、しょっぱい系は全然合いませんでした。現在のベースブレッドだと美味しいですね。
パンの甘さを抑えた改良のおかげで、おかず系のソースも相性が良くなりました。
マヨネーズ自体が結構相性が良かったので、ツナが入ってさらにおいしく食べられます。
各レシピの総評
全体的にまあまあおいしく食べられましたが、あえて順位にするなら次の通りです。
順位 | 商品名 |
1位 | パン工房 ツナ&マヨ |
2位 | ヴェルデ ピーナッツホイップ |
3位 | ヴェルデ チョコホイップ |
4位(同率) | アオハタ 55ジャム イチゴ |
4位(同率) | アオハタ 55ジャム ブルーベリー |
4位(同率) | アオハタ 55ジャム オレンジママレード |
7位 | キューピーマヨネーズ |
8位 | よつ葉バター(加塩) |
ベースブレッドは全粒粉でできていて、結構香ばしさがあります。
そのためか、普通の白いパンと比べると、調味料はやや負けてしまいがちです。
控えめな味のまま楽しむか、たっぷり付けてしっかり味を変えたいかは、人それぞれかと思います。
ベースブレッド × トーストレシピ5連発

市販のトースト用ペースト5種を使って、ベースブレッドをアレンジしてみました。
全部近所のスーパーで仕入れたものです。
商品名 | 保存方法 |
ヴェルデ ガーリックトーストスプレッド | 常温 |
ヴェルデ 明太フランス風トーストスプレッド | 常温 |
ヴェルデ ポルチーニトーストスプレッド | 常温 |
ヴェルデ バジルトーストスプレッド | 常温 |
ヴェルデ シュガーバタートーストスプレッド | 常温 |
こんな感じで塗って、

焼くとこんな感じに、パンにペーストが染み込みます。

それでは一つずつ味をみていきましょう!
①ガーリックトースト

まずは定番のガーリックトーストです。見た目はかなりそれっぽい。刺激的なガーリックの香りが漂います。
味はしっかりガーリックトーストですね。焼いてカリッとしたベースブレッドは、バゲットみたいになるので、ホントにガーリックトーストそのものです。
全粒粉の香ばしさともマッチして、かなり良い感じの出来でした。
②明太フランス風

続いて明太フランスです。
他のと違って、パンの中にペーストが染み込みきらず、表面に粒感が残っています。香りはしっかりと明太子。
味もかなり明太子強め。口に入れた瞬間に明太子がフワーっと口いっぱいに広がります。塩分はやや強めですね。ピリ辛があと引く感じです。
これはかなり病みつきになる美味しさでした。というかペーストが美味すぎる。
③ポルチーニ

本物を食べたことがない(もしくは食べたのを忘れている)ポルチーニのトースト。
ポルチーニ茸のものと思われる鮮烈なキノコの香りを感じます。けっこう独特な匂いですよね。生のキノコって感じです。
口に入れるとキノコの香りを一層強く感じます。味自体は塩味ですね。
ベースブレッドの全粒粉と、香り同士がややケンカするので、普通にフランスパンで食べた方が美味しそうです。とは言え、これはこれでなかなか美味しい。
④バジル

見た目はガーリックトーストとかぶっていますが、香りは全く異なります。
こちらもガーリックは入っているのですが、それ以上にバジルが強いです。パスタのジェノベーゼの香りと言えば伝わりやすいと思います。
味もジェノベーゼですね。結構しっかりと塩味がついており、ガーリックも効いています。
これも病みつきになる美味しさがありますね。
⑤シュガーバター

唯一の甘い系、シュガーバターです。
ベースブレッドの全粒粉の香りにかき消されて、そこまで香る感じはありません。
口に入れるとシャリっとするので、砂糖が結構入っていると思われます。バター×適度な甘さで、おやつに良さそうな仕上がり。なかなか悪くありません。
ただ他のメニューと比べると、ベースブレッドとの相性はイマイチな感じです。シュガーバターに関しては、食パンに塗って焼いた方が本来の味を楽しめそうです。
各レシピの総評
ベースブレッドはカリッと焼くと、良い感じのバゲットになります。
そんなわけで、ガーリックトーストのようなバゲット向けレシピはかなり相性が良い。
個人的な順位は次の通り。
順位 | 商品名 |
1位 | ヴェルデ 明太フランス風トーストスプレッド |
2位 | ヴェルデ ガーリックトーストスプレッド |
3位 | ヴェルデ バジルトーストスプレッド |
4位 | ヴェルデ ポルチーニトーストスプレッド |
5位 | ヴェルデ シュガーバタートーストスプレッド |
ベースブレッド × レバーペースト

お店にあるとついつい注文してしまう「レバーペースト」。バゲットの感じはベースブレッドに通ずるところがあります。
実はレバーペーストは自宅でも簡単に作れるので、試してみました。
調理方法は割愛しますが、主な材料は、
- 鶏レバー
- 玉ねぎ
- ニンニク
となっています。味付けは塩コショウです。
カリッと焼いたベースブレッドに、レバーペーストをたっぷりつけていただきましょう♪

うんうん、なかなか美味しいですねぇ。
ねっとりとしたペーストが、しっかりパンに絡んで濃厚な味わいに。玉ねぎとニンニクのクセになる味が病みつきになります。
ベースブレッドはただのバゲットとして、脇役に徹している感じ。
レバーペーストは、玉ねぎとニンニクの割合が多く、調理方法によっては生クリームが入ります。レバーそのものは苦手でも、レバーペーストは好きな人は結構多いのではないでしょうか?
ベースブレッド × ハンバーガー
「ベースブレッドはハンバーガーが合うのでは?」と直感的に思っていました。
というわけで作ってみました♪
まずはベースブレッドを横から真っ二つに切ります。
ここで軽くレンジ(30秒程度)にかけると、ふっくらして、香りも良くなります。

次にチーズを乗せます。

ハンバーグを乗せます。スーパーで売っている100円くらいのものです。

ハンバーグの上に、刻んだ玉ねぎを乗せましょう。

スライスしたトマトを乗せて、

ベースブレッドでフタをして完成♪

今回は食べ比べるために、普通のバンズも買って同じように作ってみました。

味はメチャクチャおいしいです!お店で食べるのと遜色ないような?
意外なことに、普通のバンズよりベースブレッドの方が明らかにおいしいですね。
パンが柔らかすぎ、噛みごたえがあっていいですね。
そしてハンバーグの濃いめのソースの中でも、全粒粉の香りがしっかり活きています。すごく相性が良いです。
なんだかオシャレなカフェのハンバーガーって感じです。思い返してみると、良いとこのハンバーガーのバンズって全粒粉っぽい気がします。
ベースブレッド × カレー
パンってカレーにつけて食べるとおいしいんですよね。
カレーパンも良いんですが、普通のパンをカレーにつけて食べるのも良い。(給食でそういうのありましたよね?うちの地元だけかな?)
ハウス選ばれし人気店濃厚バターチキンカレー

千葉の検見川にある「印度料理 シタール」というお店の味をレトルトにしたものですね。本家は行ったことないですが、ガチガチの名店です。
ベースブレッドは軽く焼いて焦げ目をつけました。
バゲットのようなカリッとした食感になり、カレーによりマッチするようになります。

具が少ないのが寂しいですが、バターチキンカレーの美味しそうな香りでテンション上がります。
それでは食べてみましょう。

焼いたベースブレッドとバターチキンカレーは相性が良いですね。
全粒粉の香ばしさと、クリーミーで絶妙に甘すぎないカレーが良い感じにマッチします。
カレー自体がかなりおいしいですね。
試しに焼いてない食パンもつけて食べてみたのですが、イマイチでした。パンは絶対焼いた方がおいしいです。
ハウス選ばれし人気店芳醇チキンカレー

こちらも上記と同じシリーズで、東京の大久保「スパイシー カレー 魯珈」のレトルトです。こっちも食べログ評点で4.0を超えるような超人気点です。
こちらもパンはカリッと焼き目をつけていただきます。

結構スパイスの香りが強いですね。

スパイスカレーと言うだけあって、かなりスパイスが効いています。クミンの爽やかな香りが鼻を抜けていきます。
スパイスに対して、大量に入っているであろう玉ねぎの甘さがコントラストになっていますね。トマトの酸味も感じます。
日本のカレーとも違うし、インドカレーとも違う。あまり食べたことない感じのカレーです。
どちらかと言えば、ライスで食べた方がおいしい気もしましたが、ベースブレッドとの相性もとても良かったです。
ベースブレッド アレンジレシピ:まとめ

ベースブレッド プレーンをいろんなアレンジレシピで食べてみました。
商品改良によりどんどん食べやすくなっているので、巷で言われる「まずい」という心配はいらないでしょう。
アレンジレシピをするときの注意点として、全粒粉の香ばしさが割と主張強めなので、濃いめの味つけをした方がおいしく食べられます。
個人的にはハンバーガーが抜群においしかったですね。全粒粉のパンだからこそ、おいしく食べられたのが高ポイントでした。
あとはベースブレッドは焼くとバゲットみたいになるので、バゲットに合うレシピは割と相性が良いのも一つポイントでしょう。
ベースブレッドを試してみたくなった人は、まずはベースフードの公式サイトから最新情報をチェックしましょう!
\公式サイトで最新情報をチェック/
アレンジなしでそのまま食べたいなら
ベースブレッドの長所は、袋を開けたら即食べられる時短性能です。
そのまま食べるのであれば、プレーンは選ばず、味付きモデルを選びましょう。
ベースブレッドのラインナップ
- プレーン
- チョコレート
- メープル
- シナモン
- カレー
どれをとっても、そのままでおいしく食べられます。
各味の詳細レビューは、ベースブレッド全種のレビュー記事をどうぞ。味だけでなく、栄養やコスパなどベースブレッドの全ての情報が網羅されています。

パンタイプの「ベースブレッドのレビュー&解説記事」はこちらです。完全食マニアのわたしがメインで愛用している完全食でもあります。



クッキーの「ベースクッキーのレビュー&解説記事」はこちらへ。職場のオヤツを置き換えて栄養を補給するのに便利です。


